CANTONSALTY DOGPlush toy with denimsCollectors item〈サイズ〉高さ 約26cm上目遣いのタレ目に、床まで届く長い耳、真っ赤なデニムでできたこちらは日本最古のジーンズメーカー「CANTON」の『SALTY DOG』です。1963年、大石貿易が米国から輸入したデニムを使い、日本初の国産ジーンズを完成させました。ブランド名を「CANTON」とし、当時大いに人気を博したものの、わずか5年で表舞台から姿を消します。その後、2003年にCANTON OVERALLSの名で伝説のジーンズは復活を遂げますが、それはまた別の話…今回ご紹介するSALTY DOGは、そもそも大石貿易が取引していたアメリカ・ジョージア州のデニム生地工場「Canton Cotton Mills」の製造するSCRUBDENIMのマスコットキャラクターです。[ soft as a puppy, yet rugged as an old hound dog ]子犬のように柔らかく、それでいて老いた猟犬のようにたくましいという謳い文句と共にリリースされたデニムには、裏にSALTY DOGのプリントが施され、ジーンズのパッチやスラッシャー、Tシャツのデザインにもこのマスコットが描かれました。また、60年代のWranglerの広告では、同社のデニムを使ったジーンズと共にこちらのお品よりひと回り大きいブルーのSALTY DOGが写真におさまっています。つまり、SALTY DOGはCANTONではなく、Canton Cotton Millsのマスコットというべきでしょう。しかし、本品は帽子部分に「CANTON®」とプリントされていますので、日本初のジーンズメーカーCANTONが1963〜1968年にリリースしたものとみてよろしいかと思います。状態につきましては、60年前のものですので、帽子や底面に汚れがございます。また、保管時の倉庫の様な匂い移りがあります。しかし、ホツレや破れもなく、目立つスレや色褪せもありませんので、生地など全体的なコンディションは良好かと思います。当時のデニムを使った貴重なマスコットの縫いぐるみ。市場でもほとんど出回っていない、コレクターズアイテムです。#ジーンズマニア
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